本記事では、中国美術品のおすすめ買取業者を解説していきます。
古来から中国に伝わる伝統の美術品・骨董品は、中国富裕層を筆頭に多くのコレクターから著しく高いニーズを誇っています。それもそのはず、骨董品としての価値が非常に高まっており20万円以上で売買されている絵画、彫刻、掛け軸、書画、陶磁器なども数多くあり、中には100万円を超える骨董美術品もたくさんあります。
日本に眠っている中国美術品の数は少なくなってきましたが、保管状態が良いプレミア価値が高い工芸品は今でも超高額査定が期待できます。本記事で1円でも高く売れる業者を見つけてください。
中国美術品・骨董の主な買取品目
まず、中国美術品・骨董でコレクターからニーズが高く高価買取が期待できる主な品目を確認してください。
中国骨董の中でも人気ジャンルである斉白石、呉昌碩、沈南蘋、于右任などの有名作家の書画などを筆頭に作家ものの中国美術品だと買取価格が安定しており、一定の査定額が期待できます。
- 絵画、彫刻、掛け軸、書画、陶磁器
- 文房四宝(墨、筆、硯、紙)
- 香炉、急須、花瓶、お盆、鶏血石
- 小箱、灰皿、青銅器、壺、仏像
- 印材、堆朱製品(香合等)、玉器、鼻煙壷、古書・拓本
上記以外にも翡翠、珊瑚製品などを筆頭に香木、中国切手、中国古銭などアンティーク関連の製品だったら買取可能な業者が大半です。
中国美術品・骨董のおすすめ買取業者
それでは中国美術品・骨董のおすすめ買取業者を順に確認していきましょう。
中国美術品を高く売るには、中国コレクターや海外への販路を豊富に持つ大手買取業者を活用するのが得策です。
また、中国骨董はプレミア価値が高い製品も多いため、買取額が高額になりやすいため資金力が高い業者でないと最高価格の査定額を引き出すことができません。
日本全国出張可能で出張料、買取手数料等が完全無料の買取店を比較していきましょう。
バイセル
バイセルは、東洋美術の中でも人気がある書画、陶磁器、文房四宝(特に価値が高い硯を中心に)を筆頭に数多くの中国美術、骨董品の買取に対応しています。
東京証券取引所に上場する大手企業ということもあり、信頼性の高さと買取実績の高さで口コミ評判が良いです。総買取実績1400万点を超えており、業界トップクラスの鑑定力と査定士のスキルの高さが魅力です。
日本全国へのスピード出張買取に強みを持っており、男性査定士が自宅に来るのは怖いという女性のお客様向けに女性査定士を出張するサービスにも対応しています。
早く、高く、中国骨董を売りたいならバイセルに無料相談しましょう!
福ちゃん
大阪に本社を構えており日本全国の主要都市に営業所を展開しており、スピード出張が可能な福ちゃん。
有名タレントが推奨する中国美術・骨董の買取業者として高評価を得ています。福ちゃんは、同業者からも中国美術の依頼を受けるほどの鑑定力と買取資金力の高さに大きな強みを持ちます。
福ちゃんは、価値が分からない美術品、ヒビ割れがある、サビが強い、欠けている、箱・付属品がない、など一般的に買取が難しいと考える中国美術もしっかり査定して適切な買取価格を提示してくれる仕組みを取っています。
公式サイトでは香炉が51万円で買取、急須を6万円で買取など豊富な買取実績を公開しています。まずは、福ちゃんで無料買取の電話相談をしましょう!
日晃堂
骨董品専門買取店として美術品の造詣に深い代表の平松さんが率いる株式会社日晃堂。
相続品で価値が分からなくなっているケースが非常に多い、唐物陶磁器や硯、書画、掛け軸などを筆頭に自宅整理、倉庫整理で見つかった中国骨董を高く買い取ってくれる業者として地位を確立しています。
置物、装飾品など多種多様な中国骨董の買取に精通しており、公式サイトでは堆黒牡丹 香合が他社だったら12万円の買取価格のところ、50万円の買取価格で取引されている実績が公開されています。
その他、大清乾年製が30万円、堆朱 香合が30万円、五重塔 置物が15万円など多くのジャンルの買取実績が公開されています。
まずは、全国出張可能な日晃堂の公式サイトをチェックしましょう!
古美術の永澤
東京都新宿区に拠点を構えており、全国への出張料無料対応をしている古美術商の永澤。東京と神奈川県だったら即日出張も可能です。
代表の永澤さんは中国美術の査定に精通しており、専門査定士として対応しています。日夜中国美術の査定依頼を受けており、掛け軸・絵画・書・彫刻・陶器などの買取に強みを持ちます。
日晃堂同様に代表者の方が美術品に深い知見を持っている買取業者に相談したい人は検討の価値があります。
本郷美術骨董館
骨董品・美術品の専門店が15社集結した買取業者の本郷美術骨董館。それぞれのジャンルに精通した27名の鑑定士を筆頭に多種多様な中国美術品の買取を行っています。
東大赤門前に本店を構えてから40年以上の実績を誇り、日本全国に営業所を構えています。有名な鑑定士がいるため、テレビ出演なども多く知名度が高く毎月、出張無料お宝鑑定会・相談会なども開催しているため信頼性の高さに定評があります。
正確な価値が分からないので最終的に出張鑑定になる可能性が高いですが、写真鑑定、LINE鑑定なども行っているので複数業者の買取価格を比較したい人は活用してみてはいかがでしょうか。
中国美術品売却時の注意点
最後に中国美術品を売却・処分するときの注意点を順に確認していきましょう。
- 古い骨董品や美術品は捨てずに査定する(祖父母や両親から譲り受けた美術品は高額買取の可能性が高い)
- 中国美術・骨董の鑑定に精通した業者を選ぶ(中国美術は偽物が多い)
- 付属品なし、ヒビ割れ等があっても査定してもらう
古い骨董品や美術品は捨てずに査定する
2000年代後半に中国国家文物局が中国文物の中国国外への持ち出し基準を厳格化したことを受け、1911年以前の文物は海外に持ち出すことが禁止されてしまった背景があります。
そのため、2010年代後半に中国骨董市、美術館などで手に入れた美術品は査定額が高くなりづらいケースが多いです。2000年代以前に祖父母や両親から譲り受けた中国美術品・骨董は、規制が厳格化される前なので、中国富裕層コレクター等からニーズが高い製品の可能性が高いです。
そのため、粗大ごみとして処分せずに古い美術品なら査定してもらうのがよいです。
中国美術・骨董の鑑定に精通した業者を選ぶ
中国美術品や骨董は、高額査定になりやすい上にスーパーコピー品などの文化も受け入れられている中国だからこそ多数の贋作が流通しています。
そのような背景もあり、中国美術の査定に精通していない業者に買取査定を依頼すると偽物買取リスクを恐れて、本来の査定額よりもだいぶ低い価格を提示されてしまうケースがあります。
鑑定してほしい相談者も骨董品の知識が乏しいため、本来の買取価格がわからずに損してしまう可能性があります。
そのため、中国美術の鑑定に精通しており買取実績がしっかりある大手業者に相談するのがおすすめです。
付属品なし、ヒビ割れ等があっても査定してもらう
中国美術品は100年以上前の骨董ほど価値が高い傾向にあります。当然、保管状態が良く箱、付属品などが揃っている美術品ほど高額査定が期待できます。
しかし、自宅の蔵や倉庫などに保管されていても地震で床に落下してしまった、祖父母の生前整理をしておらずに骨董品の価値が不明、倉庫整理で傷をつけてしまった等、予期せぬトラブルで時代と共に製品価値が下落してしまうのも中国骨董の宿命です。
ただし、付属品を紛失した、ヒビ割れてしまって価値がなくなった、と考えて査定せずに放置してしまうのは愚策です。
中国美術品は時間経過とともに価値が上がると言われていますが、それは一部の美術品だけです。多くの美術品はなるべく早く買取に出したほうが価格が高くなるケースが多いです。
多少の傷汚れがあったとしても本記事で解説している買取業者なら喜んで査定して適切な買取価格を提示してくれます。まずは無料相談から始めましょう!
まとめ
いかがだったでしょうか。中国美術品のおすすめ買取業者や注意点を解説しました。中国美術品は買取価格が高くなりやすい工芸品が非常に多いです。
5万円以上の買取価格はザラで中には50万円を超える買取価格も期待できます。もし、あなたが複数の中国美術品を譲り受けたり保有している場合は、買取力が高く鑑定力も高い査定士がいる大手業者に相談してください。
あなたの大切にしてきた中国骨董を適切な価格で買い取ってくれて、次のコレクターに橋渡しをしてくれます。