本記事では、100年以上の歴史を持つ日本、中国などの有名作家が手掛けた鉄瓶や煎茶に使う茶道具などを買取している骨董品業者を解説しています。
茶道具はアジアを中心に多岐にわたる製品が今にいたるまで存在します。特に年代物や作家ものの鉄瓶などは正確な価値を目利きするのが難しい上に贋作も存在します。
ゆえにしっかり目利きできる鑑定士がいる業者でないと高価買取が期待できません。それでは早速、茶道具買取の注意点やおすすめ業者を確認していきましょう。
高額査定が期待できる茶道具の種類
まず、高額査定が期待できる茶道具の種類を確認していきましょう!
- 鉄瓶、香炉、鯉香合、蓋置、額皿、莨盆、水指など茶道具一式
- 日本、西洋問わず骨董価値が高い茶道具
- 有名作家、価値が高い素材で作られた茶道具
高額査定が期待できる茶道具の種類は主に上記の通りです。一般的な茶道具を筆頭に国内外の製品の買取が可能です。
また、有名作家や金銀を使った茶道具など価値が高い素材で作られた煎茶道具も高額買取が期待できます。
ただし、作家不明、価値が分からない茶道具だからいって買取不可能になるわけではありません。そのようなものでも本当はものすごく価値があって10万円を超える買取価格がつくケースも多くあります。
茶道具のおすすめ骨董買取業者
それでは順に茶道具のおすすめ骨董買取業者を確認していきましょう。
福ちゃん
信頼性高い有名タレントが推奨する骨董品買取に精通した鑑定士が多数常駐している福ちゃん。
信頼性の高さと買取価格に自信を持っている理由は、同業他社からの買取依頼も殺到する点にあります。同業者からも依頼を受けるということは、鑑定力もさることながら豊富な資金力でどのような骨董品でも買取可能ということが分かります。
公式サイトでは、唐松ノ絵 姝塗丸食籠の茶道具が9万円、銀製火屋青磁香炉が6万円、亀文堂の鉄瓶が15万円で買取した実績が公開されています。
福ちゃんは大手企業ということもあり、状態がよくない上に年代が分からない作者不明の茶道具や鉄瓶でも高価買取できる可能性があります。
まずは、日本全国への無料出張に対応している福ちゃんに無料電話相談から始めましょう!
バイセル
国内トップクラスの信頼性と買付力の高さが魅力のバイセル。信頼性の裏付けは、国内で5%程度の会社しか受けることができない東京証券取引所からお墨付きを得た大手上場企業として骨董品の買取を行っている点にあります。
総買取実績1400万点以上で古物などに強い含蓄をもちます。骨董品、古美術品の査定にも精通しており茶道具の買取にも積極的です。
確かな鑑定眼を持つ査定士があなたの自宅に出張料、鑑定料、手数料無料で買取を行っています。大手企業なので本部スタッフと連携した買取査定システムも高評価を得ています。
多くの利用者から愛されている本物の茶道具買取店に無料相談から始めましょう!
日晃堂
日本美術、西洋美術等の美術に造詣が深い代表の平松さんが手掛ける株式会社日晃堂。
骨董品、美術品買取の専門店として長年営業しており、大手買取企業グループに参加しているため、日本全国のスピード出張に対応しています。
日晃堂の特徴は、丁寧な査定と買取価格に自信を持っている点です。公式サイトでは金寿堂造 金銀象嵌鉄瓶の買取実績が解説されていますが、他店舗では18万円の買取価格だったものを日晃堂では約3倍弱の50万円の買取価格を提示して買い取っています。
このように茶道具に関わらず、骨董品や美術品ならヒビ割れがあるなど、どのような状態のものでも査定対応しています。蔵元が不明な上に鑑定書がない茶道具でも喜んで査定してくれるのでまずは日晃堂に無料相談しましょう!
八光堂
骨董品、美術品買取で40年以上の実績を持つ八光堂。
公式サイトでは作家不明の湯沸、富士釜、鯉香合などを10万円〜買取した実績を公開しています。八光堂は2010年代に大手企業グループ傘下になっているため、日本全国への出張買取や多数の店舗での店頭買取に対応しています。
大手企業グループということもあり茶道具以外の骨董品、美術品の買取品目の広さも魅力的です。
いわの美術
日本全国への出張無料買取に対応しているいわの美術。
神奈川県横須賀市に店舗を構えているため、特に関東地方のスピード出張に強みを持ちます。人間国宝や有名作家などの茶道具を積極的に買い取っていますが、作家不明の茶道具なども気軽に相談可能です。
美術品を筆頭にアンティーク、絵画、レトロおもちゃ、古書などの美術品の買取にも強みを持ちます。実家整理、蔵整理、遺産整理などでまとめて査定依頼したいときも活用できます。
茶道具買取の注意点
続いて、茶道具買取の注意点を確認していきましょう。
大きく分けて下記のポイントを重視して買取業者を選びましょう!
上記の注意点は茶道具に関わらず共通するポイントですが、複数の業者を比較しているとついつい忘れてしまいがちなポイントです。
それぞれ順に確認していきましょう。
身元がはっきりしている業者で売る
茶道具は骨董品買取の中でも多くのコレクターから人気があるジャンルなので、買取したい業者も数多くいます。
年代物の鉄瓶や作家ものの茶道具も数多くあるので、身元がはっきりしない業者も数多くいます。例えば、あなたが骨董品業者を探している最中に急に自宅に買取業者が訪問してきて、査定させてほしいという相談がある可能性もあります。
そのようなときは、お断りして自分で納得が行く信頼性が高い業者に相談することを推奨します。
出張料・手数料が完全無料の業者で査定する
本記事で解説している買取業者はいずれも出張料・手数料が完全無料ですが、地域密着型業者や出張地域を店舗がある業者の場合、市区町村の近隣エリアのみに限定しているケースもあります。
そのような業者も高額買取が期待できる茶道具の場合、エリア外でも対応してくれるケースがありますが、出張料や手数料の追加支払いが発生する可能性もあります。
出張料が日本全国で完全無料になっている誠実な業者を選びましょう。
念入りに茶道具の手入れや汚れとりをしない
鉄瓶、鯉香合、蓋置、額皿、莨盆、水指などは独特な柄をこしらっている製品も多い上に取り扱いも非常に繊細になってきます。
ゆえに買取に出すからと言って念入りに手入れや汚れを落としをして、誤って傷をつけてしまったり破損させてしまう恐れもあります。
特に祖父母や両親から譲り受けた茶道具や蔵にしまってあった茶道具を売るような人は、茶道具の扱いにも慣れていないと思うので、保管されている状態のままで査定してもらうのが得策です。
まとめ
いかがだったでしょうか。茶道具のおすすめ骨董買取業者を解説しました。
本記事で解説した買取業者は日本全国の出張買取に対応している業者が多い上に会員制オークション、国内外の骨董コレクターとのパイプ、複数の自社での販売経路などを持つ業者ばかりです。
骨董品の査定において目利き力も重要ですが、より多くの資金力と販売力を持っている業者という点も重要なポイントです。
本記事で解説した情報や茶道具を高く売る方法なども確認した上で後悔ない処分をしましょう!